ボールを使用したバルブの機構・仕組み
ボールは球体のため、どの方向に回転しても同じ形状です。この特性を利用すると簡単に弁体として役割を果たすことが出来ます。様々なバルブがありますが、今回はバネを使用したバルブをご紹介します。
上の図の左側の絵が通常の状態です。この状態では液体は自由に移動ができますが、上から圧力がかかると右の絵の状態になります。圧力でバネが圧縮すると、バネの間やボールとバネのすき間から漏れないため、液体が下に逃げることができません。圧力を下げていくと左の絵の状態に戻っていきます。
今回は球の受け側がバネでしたが、プラスチックでボールの受けを作るだけでもバルブを作ることができます。
高精度の球で軽量化とコストを削減できます!
プラスチック球は弁体の栓でよく使用されており、以下のメリットがあります。
・コストを抑えられる
・軽量化できる
・錆びないので水中や薬品の中で使用できる
・簡単な機構で使用できる
・ゴミにするときにプラスチック容器との分別が不必要
しかし、弁体で使用する球は精度が必要になってきます。
佐藤鉄工は安定した高品質なプラスチック球の提供に自信があります。
過去に他社様で購入していた球が、不良品が多くて対応に追われていたお客様がいらっしゃいました。佐藤鉄工の製品に変えると不良品が無くなり、安定して高精度の球を使用できるとお褒めの言葉をいただいております。
主な材質
主な使用用途
- 容器のポンプ
- ダイヤフラムポンプ
- 水道の蛇口
- 飲料サーバー