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セラミック球
セラミックは、無機物を高温での熱処理によって焼き固めた焼結体を指します。精密で高度化した電子材料、機械材料などは、ニューセラミック、またはファインセラミックと呼ばれています。ファインセラミックは、機械部品、電子部品、医療部品、さらに宇宙原子力部品等に至るまで多方面で利用されています。
球の種類と特徴
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アルミナ球
アルミナはアルミニウムの酸化物で、融点が高く、高強度、耐摩耗性、耐食性、電気絶縁性、化学的安定性などに優れている一般的なファインセラミックです。アルミナセラミックは古くから研究され、物性面や製造技術面においても安定しており、安価でもあるため、産業分野で最も広く実用されている酸化物系セラミックの代表格です。
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ジルコニア球
ジルコニアはジルコニウムの酸化物で、高融点、高靭性、断熱性、高強度、耐熱性、光変換性、導電性に優れた材料で耐熱性セラミックの材料として利用されています。また、立方晶ジルコニアは透明でダイヤモンドに近い高屈折率を有することからダイヤモンドの代替品(宝石)として認知され始めています。
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窒化ケイ素
窒化ケイ素はケイ素の酸化物で、高い強度と高い熱伝導率を併せもつ構造用セラミックで高温での安定性・強度クリープ耐性・耐酸化性がありボールベアリングほか、硬度と耐熱性を要求される部品の材料に使用されます。各種セラミックの中で最もバランス良い特性をもつ材料と言われています。
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炭化ケイ素
炭化ケイ素はケイ素の炭化物で、1891年アメリカでダイヤモンドを合成しようとした際に偶然発見したものと言われています。炭化ケイ素(SiC)は有益な特性を数多く持っており、その特性をいかして耐火材や研磨・研削材として利用されてきましたが、近年ファインセラミック、エンジニアリングセラミックや半導体の材料として注目されています。
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