エンジニアリングプラスチック球
球体から無限の可能性を生み出す

汎用プラスチックよりも機械的強度や耐熱性に優れ、工業用の部品として高い性能を求める際に用いられるプラスチックを「エンジニアリングプラスチック(通称:エンプラ)」といいます。熱変形温度は100℃以上であり、金属材料を代替できるほどの性能と耐久性を持ち合わせます。
球の種類と特徴
![]() |
◆ポリアセタール球 ポリアセタールはエンジニアリングプラスチックの基本思想「金属に代替し得る特性を備えたプラスチック」と言われています。また、POMにはホモポリマーとコポリマーがあり 前者はデュポン社のデルリン、後者はポリプラスチック社のジュラコンと呼ばれています。 |
![]() |
◆ナイロン球 ナイロン66はポリアミドの中で最も有名で広く使われている素材です。いまだに多くの工業用製品で盛んに使用されている歴史も古いプラスチックです。ナイロン-6、ナイロン-66、ナイロン-11、ナイロン-12など各種のポリアミドが市場に供給されています。 |
![]() |
◆ポリカーボネイト球 通常、PCと略記されるプラスチックで、熱可塑性樹脂の中では最も衝撃強度が強く、強化ガラスの150倍以上という透明プラスチックの中で最高の耐衝撃強度(割れ難さ)を持つ、耐熱性樹脂で5大エンジニアリングプラスチックの1つです。 |
![]() |
◆超高分子量ポリエチレン球 超高分子量ポリエチレンの化学組成は汎用ポリエチレンとまったく同じだが、分子量が汎用ポリエチレンの10倍以上あり、構造部品あるいは機能部品を対象とするエンジニアプラスチックスの中の一つに加えられています。 |