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フンソウコウブツ!?

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2011/02/17

こんにちは

投稿 №401

昨日の製品含有理化物質管理会議で営業部から

 

『環境負荷物質ではないのですが、あるお客様から紛争鉱物使用状況の調査の依頼がありました。
今回の調査対象となる鉱物は、金・錫・タンタル・タングステンの4種類です。』

 

『えぇ~、フンソウコウブツ~』 

  『詳しくは資料を見て下さい。  今回の調査対象になっている物質は無いと回答します。』
 

『…(紛争鉱物か…)…困る会社もあるやろな~』 

※ 紛争鉱物とは
コンゴ民主共和国及びその周辺で産出される希少金属の一部が、反政府勢力の資金源になり、コンゴ民主共和国では、約10年間続いた内戦で600万人が殺害されたと言われており、このような内戦の資金源となっている鉱物を指します。

もうすでに昨年7月米国にて成立した金融規制改革法「紛争鉱物条項」において、米国上場企業では対象鉱物の出所について毎年報告することを義務づけられ、昨年末にその運用規定(Regulation)案が公表っされ、自社製品が「紛争と無縁」であることを宣言できないメーカーは、鉱物の出所を突き止めるために取った手段について、第三者機関の監査を受けた報告書を提出しなければならない。

 
これが初めての紛争鉱物調査依頼でしたが、これから調査依頼が多くなると予想されます。