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吉野ヶ里遺跡

観光・旅行

2009/09/03

こんにちは
先週紹介できなかった吉野ヶ里遺跡を紹介します。『ウィキペディア(Wikipedia)

数年前TVや新聞などで「魏志倭人伝」に出てくる「邪馬台国」が吉野ヶ里遺跡ではないかと騒がれた時期があり、関西人(奈良に在住)としては絶対見ておきたかったのです。
西門の入り口を入った瞬間、広大な敷地の向こうに集落が見え、またその向こうには山々があり、
規模の大きさにビックリ!強烈な先制パンチを食らってしまいました。

虫眼鏡写真をクリックすると環壕集落部分が大きくなります。
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凄い!奈良の負けかも?

早く集落を見たい!逸る気持ちを抑えて地図をみながら、全ての遺跡を見ながら東出口に行く最短ルートで見学して行きました。

虫眼鏡写真をクリックすると地図が大きくなります。
吉野ヶ里遺跡歴史公園マップ

西口ゲートから「水田」を抜けて「倉と市」に向かいました。

環壕集落

 

平日だったので誰一人いない広大な吉野ヶ里遺跡の中に立って周りを見渡して、私一人だけ弥生時代タイムスリップしたような感じで身震いするぐらい興奮していました。

すっげ~!

頭の中でも「すごい!」の連発!

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倉と市」から「南内郭」に向かいました。

南内郭

 

柵と壕

南内郭は写真のような柵と壕に囲われています。また南内郭の中には敵を見張る物見櫓があり、当時としては完璧なセキュリティー対策だったと思います。午前中雨が降っていて雷注意報も出ていたので、物見櫓に上がる事が出来ませんでした。

※吉野ヶ里現場発掘調査のとき作業員の万年筆に落雷して1名死亡したという事故があったので、今でも雷情報には神経を使っていると説明されました。

南内郭入り口

 

南内郭入り口の壕

南内郭の物見櫓

 

南内郭の内部

何から身を守るためやろ?

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南内郭」から「北墳丘墓」に向かいました。

北墳丘墓の全景

 

北墳丘墓の壕

北墳丘墓展示室

 

北墳丘墓は人工的に造られた丘でその内部には発掘当時のまま展示されています。

ここに埋葬された人は身分の高い人らしく、剣やガラスの管玉なども展示されていました。

蒸し暑く汗だくになっていたので、冷房の効いた展示室で汗がひくまで見学しました。

「北墳丘墓」から「北内郭」に向かいました。
吉野ヶ里遺跡のなかでも一番りっぱな主祭殿がありました。入り口は迷路のようになっています。

北内郭の全景

 

北内郭の入り口

吉野ヶ里遺跡が邪馬台国…など色々な説があるらしいのですが、そんな事より紀元前3世紀から紀元後3世紀までの弥生時代にこのような生活をしていたと思うと感動です。

時間が無かったので、詳しく見学できませんでした。じっくり見ようと思うと1日必要です。

この内容で入場料¥400円は安いです!